【ネタバレあり】映画『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』結末は?ストーリー・キャスト・イム・ユナの役づくりを紹介

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2026年6月19日(金)、韓国発の“悪魔憑依”ラブコメディ『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』がいよいよ日本公開を迎えます。

「少女時代」のイム・ユナと、『梨泰院クラス』のアン・ボヒョンがW主演を務め、笑って泣ける異色の一本に仕上がりました。

この記事では、作品の基本情報からあらすじ、キャスト、見どころ、そしてネタバレを含む物語の核心、さらにイム・ユナ本人のコメントまで、たっぷりとご紹介します。

作品の基本情報

本作は、2025年8月13日に韓国で公開された話題作で、原題は『悪魔が引っ越してきた』(英題:Pretty Crazy)。企画段階では『2時のデート』というタイトルでしたが、のちに変更されました。

メガホンをとったのは、942万人を動員した大ヒット作『EXIT イグジット』のイ・サングン監督。脚本も自身が手がけています。イム・ユナとは『EXIT イグジット』に続く二度目のタッグとなりました。

上映時間は112分、製作はCJ ENM、日本での配給はギャガです。コミカルな笑いのなかに、温かな人間ドラマとせつないロマンスが織り込まれた、ジャンルの枠にとらわれない作品となっています。

ストーリー(あらすじ)

留学を夢見てフランス語を学びながら、パン屋を営む聡明な女性ソンジ(イム・ユナ)。そんな天使のような彼女に一目惚れしたのが、心優しく誠実な青年ギルグ(アン・ボヒョン)です。就職した会社を辞め、無気力な引きこもり生活を送っていたギルグは、ある日、階下に引っ越してきたソンジに心を奪われます。

ところが、その晩遅く。エレベーターで再会したソンジは、昼間とはまるで別人のような派手な振る舞いを見せたのです。戸惑いながらも興味を抱くギルグは、彼女の父ジャンス(ソン・ドンイル)から衝撃の秘密を打ち明けられます。なんとソンジは、毎夜午前2時になると体の中の悪魔が目覚め、まったく別の人間に変貌してしまうというのです。

秘密を知ってしまったギルグは、その人柄と体力を見込まれ、ジャンスから「呪われた深夜のソンジを見張る」という奇妙なアルバイトを依頼されます。横暴でわがままな“夜のソンジ”は、毎夜街へと繰り出し、予測不能な行動でギルグを振り回します。こうして、青年と悪魔の奇妙でキュートな夜が幕を開けるのでした。

キャスト

  • イム・ユナ(チョン・ソンジ役)…昼は清楚で内気、夜は大胆で奔放という正反対の二面性を持つヒロイン。少女時代のセンターとして世界を魅了し、『EXIT イグジット』『ビッグマウス』『キング・ザ・ランド』『暴君のシェフ』など映画・ドラマで活躍する実力派です。
  • アン・ボヒョン(イ・ギルグ役)…ソンジに一目惚れし、深夜の見張り役を担うことになる優しい青年。『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』などで知られ、これまでの強靭なイメージとは異なる“無害”な役柄に挑戦しました。
  • ソン・ドンイル(チョン・ジャンス役)…娘の秘密を抱える父親。「応答せよ」シリーズなどで愛されるベテラン俳優です。
  • チュ・ヒョニョン(チョン・アラ役)…『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で注目を集めた、独特のコメディセンスが光る女優。物語にスパイスを加えるいとこ役を好演します。
  • コ・ゴンハン(ヒボム役)…ギルグの友人として、作品にリアルな笑いを添えます。

見どころ

最大の見どころは、やはりイム・ユナによる“昼と夜”の演じ分けです。清らかな「昼のソンジ」と、ビビッドな衣装に濃いメイクをまとった奔放な「夜のソンジ」。声のトーンから笑い方まで作り込まれた二面性は、本作の核そのものです。

また、強さを売りにしてきたアン・ボヒョンが見せる、純真でちょっと頼りない青年像も新鮮。二人のテンポのよい掛け合いと、じわじわ縮まっていく距離感に胸がときめきます。さらに、父やいとこ、友人といった個性豊かな面々が織りなす“クレイジー・ホームドラマ”としての温かさも本作の魅力。ラブコメ、サスペンス、ファンタジー、家族ドラマが贅沢に同居した、新感覚のエンターテインメントです。

【ここからネタバレ】物語の核心

※ここから先は結末に触れる内容を含みます。鑑賞前の方はご注意ください。

ソンジの中から悪魔を追い出す方法は、「悪魔の名前を呼んで『出ていけ』と3回唱える」こと。しかし話はそう単純には進みません。ギルグは試行錯誤の末、“悪魔を心からもてなして楽しませれば、楽しんだ分だけ深夜の悪魔の活動時間を減らす”という約束を悪魔と交わすことに成功します。

昼はパン屋を手伝い、夜は悪魔をもてなす――。横暴だけれど、どこか憎めない悪魔と、ソンジのために誠実に向き合うギルグ。毎晩をともに過ごすうちに、二人の心はゆっくりと近づいていきます。しかし、このまま悪魔と付き合い続ければ、ソンジの体には大きな負担がかかってしまう。物語は、笑いのなかから次第に切実さを帯びていきます。

やがて明らかになるのは、悪魔がなぜソンジに宿ったのか、その過去と宿命です。単なる“悪魔退治”では片づけられない、家族の絆と愛にまつわる真実が浮かび上がったとき、ギルグの想いも、観る者の心も大きく揺さぶられます。コメディとして笑わせておきながら、ラストには胸が熱くなる――そんな緩急こそ、イ・サングン監督作ならではの味わいです。

イム・ユナのコメント

イム・ユナは、本作の脚本を読んだときの印象についてこう語っています。イ・サングン監督の台本ということで強く惹きつけられ、愉快でありながら読み終えると心が温かくなり、泣きそうになったほどだったといいます。

役づくりについては、彼女自身が「昼のソンジ」と「夜のソンジ」を明確に分けて演じたと明かしています。昼は清らかなストレートヘアと落ち着いた衣装、夜はウェービーヘアにビビッドカラーと派手なアクセサリー、濃いメイク。内面も、昼は内気、夜は果敢で社交的にと差別化し、笑い声ひとつまで監督と相談しながら作り上げたそうです。コミカルな演技に挑むにあたっては、「恥ずかしがったりためらったりせず、自信と勇気をもって大胆に表現しよう」という気持ちで臨んだと話しています。

初共演となったアン・ボヒョンについては、強い役柄が多かった彼が見せる優しい青年ぶりに「そのギャップが魅力的」と称賛。悪魔に憑かれたソンジが突然倒れ、ギルグが受け止めるシーンの作り方を、現場で最も長く相談したと振り返ります。

そして今後については、「いままでとは違った雰囲気を見せられる役ができたらいい」と語り、大人っぽくクールな一面など、「まだまだ見せていない部分がある」と意欲をのぞかせました。ちなみに彼女は日本作品にも親しみ、『かもめ食堂』や『グランメゾン東京』を鑑賞して『暴君のシェフ』の役づくりに生かしたそうです。

まとめ

『プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた』は、イム・ユナの怪演とアン・ボヒョンの新境地、そして家族の絆が一体となった、笑って泣ける一本です。ラブコメと思って観始めると、思わぬ感動が待っている――そんな“良い意味での裏切り”を、ぜひ劇場で体験してみてください。2026年6月19日(金)全国公開です。

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